▲ 最高検察庁 稲田伸夫検事総長 退官会見 ©JPNews
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7月17日(金)稲田検事総長が、退任会見を行い「検察を取り巻く環境は日々大きく変化しております。厳正公平・不偏不党を旨として、法と証拠に基づき、刑事事件の真相を明らかにし、刑法法令を適正かつ迅速に実現するという検察の使命は今後とも不変であると思う。」としながらも「社会や時代の変化に対して柔軟に対応するよう努力を重ねていただきたい。」と期待を込めた。稲田検事総長は一昨年7月に就任し日産自動車のカルロス・ゴーン会長の特別背任事件、カジノを含む総合型リゾート施設(IR)参入を巡る贈収賄事件、河井前法務大臣夫妻の選挙違反事件の捜査の捜査を指揮し、東京検察庁の黒川検事総長の定年延長や賭けマージャン問題にも対応した。黒川問題については「定年延長は閣議決定された人事に関わることなのでお答えは差し控えたい。」としたが「元検事総長の不祥事については大変遺憾で国民の皆様に対して申し訳ない。」と陳謝した。また検察と政治の関係については「一定の距離感を持つことが必要で、国民から見て公正さを疑われることが無いようにしないと信頼は保たれない。」と述べた。
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