一般のママたちの投票によって選出される『ベストマザー賞』の記念すべき第10回目の発表・授賞式が、母の日を前に、5月11日、都内で開催された。
芸能部門受賞の女優・木村佳乃さんは「母として、人間としてもまだまだ未熟で。上の5歳の娘から『ママだいすき』と書いてある手紙をもらって、自分はなんて幸せなんだろうと感じる瞬間だ。と子育ての喜びのを語り、音楽部門受賞のタレントでアーティストの後藤真希さんは「大人では当たり前に感じることも子どもにとっては初めての事。初めての事を大事にしてあげたい。」と、3月24日に二人目となる男の子を出産したばかりの母としてあらためて子どもに接する思いを語った。
経済部門受賞の片付けコンサルタント・近藤麻理恵さんは「専業主婦だった母親に憧れていいお母さんになることが夢だった。小さな子どもを預けて仕事をすることに抵抗がないわけではないが、今自分がした決断には腹をくくろうと思っている。子育ても仕事も楽しんでいきたい。」と、母親とは違う子育てを選択した決意を 話し、スポーツ部門受賞のプロスケーター・荒川静香さんも「娘が生まれてから、また仕事に戻るという選択をして、娘にとってこれでいいのかと悩む事もあった。今、目の前にある事に向き合っていくことで、未来に繋がっていくのかなと思っている。将来娘に『お母さんの娘で良かった』と言ってもらえるような過ごし方が出来るよう向き合っていきたい。」と、やはり仕事を持った母親の子育ての姿勢を述べた。
文化部門受賞のモデル・佐田真由美さんは「子育てというのは答えも無いし、終わりも無い。子どもたちの成長を目にして、子どもたちの笑顔に癒されて、子どもたちの会話に未来を見いだし、母は明日を迎えられるのだと思っている。」と、子供へ感謝。それぞれの受賞者が、それぞれの言葉で子育てを語ったが、全員が声をそろえたのが、周りの人への感謝と、自分の母親への感謝。母となってあらためて母への思いを強く 感じているようだった。
自信もベストマザー賞受賞者で特別顧問の参議院議員・蓮舫氏が「ママのほんのちょっとの努力で、頑張った環境によって、その環境を自然に身に付けて育ちます。全てのお母さんお父さんが出来るようになってもらいたい。子どもたちの立ち位置にいつまで立つことが出来るかが大切なのだと思っている。一人ひとりのお母さんお父さんがベストと言われる存在になってもらいたいと思っている。」と、エールを送った。
また、特別ゲストとして登壇した東京都知事の小池百合子氏は「各分野で活躍しておられ、そしてベストマザー。こんな素晴らしい組み合わせはこれ以上ない。これからの子育て、それぞれの分野でモデルとなって、多くの女性たちに夢と希望を与えて頂きたい。」とメッセージを送り、政策でも子育てをサポートしていくことを約束した。
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